海の魅力を多くの市民に知ってもらいたいと活動していますが、現状の関心度はいかがでしょうか?
倉又:海海への熱い想いを語る倉又委員長。に対しての関心は非常に有るとは思います。ただ、中々足を運べていないのが現状ではないかと思っています。
園田:そうですね、自分は思いの外、海に対する関心がないのかなと感じています。
池原:「海は好きですか?」と聞くと、大体の人は「好きだ」と答えるんですが、大半は「嫌いじゃないけど、そこにあるから好き」って感じですね。海だけじゃなく、色々なことを知りながら糸魚川のことをもっと好きになってもらうことが「郷土愛が深まる」ということ繋がるんじゃないかと思います。
皆さんが感じる糸魚川の海の魅力、楽しさとは?
池原:海のエビちゃんの生みの親でもある池原副委員長は、故郷への敬愛こそが郷土愛を醸成するための第一歩と語る。魅力は色々なバリエーションがあるよね。海へは偶に釣りに行く程度ですが、今度カヌーに乗って景色を見ながら、のんびり自分のペースで漕いでみたいな~なんて最近思うようになったね。
園田:子どもの頃から長年海を見ていますが、波などで海の形が変わるのが魅力ですね。糸魚川ならではの海の魅力というとその色ですね。その日の天候によってヒスイ色だったり茶色だったりと表情を変えるのがとても魅力的です。太平洋側に住んでいたことがありますが、糸魚川と比べると表情豊かな海という感じではありませんでした。
倉又:元々海の近くで生まれ育ったため、コレという物が思いつかないのですが、糸魚川の海に関しては荒れようと凪になろうと、どんな状況であっても全てが魅力的に感じます。
糸魚川の海が現在抱える問題点とは?
池原:浜が狭いよね。「タタタタタ、ドボーン」て、浜を走って海に入りたいよね(笑) 昔は海岸が広くて、夏には熱い砂浜の上を我慢しながら走って海に入った記憶がありますが、今は走れるほどの距離は有りませんからね。
園田:本当に海岸が少なくてつまんないよね。小さい頃は浜辺で釣りをしたりスイカ割りをしていた楽しい思い出があるのですが、今では砂浜が少なくなってやりたくてもできないんですよ。
倉又:海岸が昔から比べると、遙かに面積が減少した糸魚川の海岸。高波に対する防災面でも問題になっている。少なくなったというのは勿論ですが、ゴミが多いことも問題ですね。漁師さんからは仕掛けた網にも多くのゴミがかかるという話も聞きますし、実際に海岸に行っても、流木に混じってプラスチック製のゴミがたくさん打ち上げられているのを良く目にします。
池原:一番の問題は、「良い海」だと思っている我々市民が、その実情を知らないことが一番なんじゃないかなと最近思うようになりました。
倉又:自分たちもそうですが、きっと多くの方は、そこに海があるのが「あたりまえ」になっているんでしょうね。
担当する4月例会ではどのようなことを行うのでしょうか?
倉又:市民の子どもの頃は毎日海で遊んでいたと語る園田幹事。今の子どもたちにもその良さを感じてもらいたいと願っている。皆様に、糸魚川の海の魅力を知っていただくために、まずは自分たちが海の魅力を知ろうという思いで企画しました。
池原:これを機会に海をもっと身近に感じてもらいたいですね。そうすれば、忘れかけていた子どもの頃に感じていた海の魅力を、再び思い起こす切っ掛けになるのかなと思います。
倉又:海岸浸食等の問題も含めて、今後の土台となれるような例会にしたいと思っています。
池原:我々自身、まだまだたくさんの海の魅力を感じなければいけない段階ではありますが、今後の事業も含めて、糸魚川の人たちに故郷の海の魅力を再確認してもらいたいですね。
倉又:糸魚川市民の皆様に色々な海の魅力を感じていただいて、海に行った際にはもっと楽しいと感じてもらえるようになればいいなと思います。
園田:みんなで一緒に海に行きましょう!!
(インタビュアー:総務委員会 青木)
渚委員会 4月担当例会
魅力爆発!!糸魚川 しおパーク
[日時] 2013年 4月8日(月)19:00~21:06
[会場] 糸魚川商工会議所 2階ホール
4月例会「魅力爆発!!糸魚川 しおパーク」