議長兼副事務局長
きじま たかよし
木島 嵩善
(一社)糸魚川青年会議所(以下、糸魚川JC)は「明るい豊かな糸魚川」の実現を目指し日々活動をしており、昨年は創立50周年を迎えることができました。私は創立50周年実行委員会の一員として設営・運営に携わらせていただく中で、糸魚川JCの歴史は、糸魚川地域の諸問題に対して、積極果敢に取り組んでこられた先輩諸氏の熱い想いとご尽力の賜物であると、実感することができました。我々、現役メンバーはこの歴史をしっかりと受け継ぎ、継承していく責任があると感じています。
本年度、糸魚川JCは50名に満たないメンバーで51年目の活動をスタートします。2012年、私が糸魚川JCに入会した当時には、糸魚川JCでは歴代最高の76名のメンバーで構成されていましたが、現在では約3分の2の人数となりました。また、近年では経験の浅いメンバーが委員長のような活動の中核となる役職を務めるなど、中心となって活動することが多くなりました。糸魚川JCが今後もより良い活動を展開し、地域から必要とされる組織であり続けるには、JC活動をしていく上で必要な知識や技術を改めてメンバーで共有し、個々のスキルの底上げを図ることが重要だと考えます。
私は本年度で入会7年目となります。入会当時、右も左も分からなかった私は先輩諸氏に導かれ、仲間とともに活動をしていく中で、多くの気づきや学びの機会を与えていただき、様々な知識や技術も磨いてくることができました。特に、議案書(事業計画書)に関係する資料作成の分野においては、組織として求められている資料の内容や精度、作成方法が分からず不安や悩みを抱えながら活動をしていましたが、先輩からの指導や仲間と切磋琢磨していく中で知識や技術を得ることができ、これまでのJC活動に活かすことができました。現在、会の中核を担うようになり、私自身が伝える側の立場として、これまでのJC活動での経験から得られた知識や技術を伝えていかなければならないと強く感じています。
本年度、倉又理事長が掲げるスローガン「PROGRESS」のもと、資質向上特別会議議長兼副事務局長として、この組織がより良い活動を続けていくためには欠かすことのできない議案書(事業計画書)に関する資料作成について焦点を当て、今後、会の中核を担うであろう経験の浅いメンバーを中心に改めて学ぶ場を設けるとともに、各種会議の適切な運営・各種大会の参加推進等、会の運営の下支えをしっかりと行ってまいります。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。