副理事長兼経営開発室室長
                            つなしま  りょう
             綱島 亮
 
糸魚川で仕事に就き15年程が経ちました。年数が経つにつれて徐々に責任を持たなければならない業務に携わる立場となり、自分自身で判断や決断をしなければならないことが増えてきています。その際に、誤った判断や決断をしてしまうことは企業経営に対して非常に大きな影響を与えてしまうことになります。そうならない為に、経営において必要な知識を学び、能力を身につけ、自身の企業の発展に繋がる的確な判断をしなければなりません。
私は、2010年に(一社)糸魚川青年会議所(以下、糸魚川JC)に入会し、これまで様々な活動や役職を経験させていただいた中で、本当に多くの気づきや学びを得ることができました。その中でも、2014年に委員長を務めさせていただいた時に、コミュニケーション能力を向上させる目的で様々なことを学ばせていただきました。その時学んだことは今でも本当に役立ち、自分自身の成長に大きなきっかけを与えてくれています。しかし、これまでのJC活動を振り返ると、自身の企業経営に対して活かせることを学ぶ場が少ないのではないかと感じています。
私たちを取り巻く社会情勢や経済環境は、大きく変化をしています。糸魚川JCには、様々な業種の代表者や経営の中核を担うメンバーが多く、企業経営に対して活かせる多くの知識を学び、能力を身につけ、時代の流れの変化に戸惑うことなく適切な判断や決断をし、自身の企業の発展へと繋いでいかなければならない立場にいます。このようなメンバーが多いことからも、自身の企業の発展に活かせる知識を学ぶ場、能力を向上させる場が必要です。そして、この地域の企業の発展は、地域の発展に必ずや繋がってくるものであると考えます。
本年度、保坂理事長が掲げるスローガン「POSITIVE」のもと副理事長兼経営開発室室長という大役を前向きに捉え、このまちへ貢献できる企業の発展を目指して取り組んでまいります。
一年間、どうぞよろしくお願いいたします。