幹事 佐藤 進哉
■所信
私は2016年に(一社)糸魚川青年会議所(以下、糸魚川JC)に入会してから本年度で5年目を迎えます。そしてこの度、総務委員会委員長という大役をいただき身が引き締まる思いであります。これまで自分自身の糸魚川JCでの活動を振り返ると、様々なことを経験させていただきました。委員会活動や例会・事業、そして北陸信越地区協議会への出向など多くの人との交流を通じて学びや気づきを得ることができました。
しかし一方で、会議内容を理解することができず、私自身の会議に対する準備が不足していたのではと思うことや、会議運営を見直すことで時間を有効に使えたのではないかと感じることがありました。このような会議があるとどうなるのか、組織という目線で考えてみると、この会議の目的達成に多くの時間がかかり、その他のことにかける時間が減ってしまいます。これでは良い組織運営とは言えないのではないでしょうか。
どうすれば良い組織運営に繋がる会議ができるのか、メンバーや先輩諸氏に聞き取り調査を行うと、資料の準備や確認、スムーズな会議の進行など会議の質の向上が重要であり、これらの事を一番身近な会議である委員会会議からしっかりと行うことが大切であると分かりました。そして会議時間を意識することで、時間の短縮に繋がることが分かりました。
そこで、本年度総務委員会では、時間を意識した会議の推進と会議の質を高める活動を委員会会議から進めることで、限りある時間を最大限有効に活用できる組織運営に繋げます。
併せて、糸魚川JCが「持続可能な開発目標(SDGs)」を推進できる団体を目指します。この活動は、経済・社会・環境の3つの側面のバランスがとれた社会を目指す世界共通の指針として、様々な取り組みが世界中で進められ、明るい豊かな社会の実現のために、(公社)日本青年会議所や、各地区協議会・ブロック協議会としても積極的に取り組んでいます。
SDGsの目指す目標は、「誰一人として取り残さない(明るい豊かな社会の実現)」です。青年会議所活動ではSDGsを様々な活動にあてはめ推進をしています。しかし、糸魚川JCでは、SDGsに触れる機会が少なく、理解が浅い現状があります。そこで、メンバー一人ひとりがSDGsに触れる機会を増やし理解を深めることで、糸魚川JCの活動がSDGs達成の一部となり、推進するための一歩を踏み出せると考えます。
本年度、岩﨑理事長の掲げるスローガン「挑め」のもと、どんなことにも挑戦し、総務委員会として会の支えとなる円滑な運営を行えるように邁進してまいります。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
■目的
1.限りある時間を最大限有効に活用できる組織運営に繋げるために、 委員会会議の質の向上を図る。
2.SDGsに対する理解を深め、推進の礎を築く。
■基本方針
1.時間を意識した会議の推進と会議の質を高める活動を行う。
2.メンバーがSDGsに触れ理解する場を設ける。