活力向上委員会
吉垣委員長
 
 
 
 委員長    吉垣 信仁
副委員長  牧江 龍郎

副委員長  佐藤 進哉
 幹事   堀江 登志雄

■所信

 
 この度、活力向上委員会の委員長を務めることになり、重責を感じつつもやりがいのある役職をいただいたことに大変感謝しております。この一年、責任感と緊張感を持ちJC活動に取り組み、メンバーと共に成長していきます。
JCには企業の代表者や今後経営の中核を担うメンバーが多く所属しています。そこでメンバーに対し、所属企業の現状調査を行った結果、多くのメンバーが労働力不足を感じており、身近で深刻な問題であることがわかりました。そのためまずは、メンバーが働き手の価値観の多様化に対する知識と見識を身につけ、働くことを希望する全ての人が意欲を持ち能力を十分に発揮できる方法を学び、所属企業の活力を向上させていくことは非常に重要だと考えます。
働き手が意欲を持ち能力を発揮する組織を構築するためには、二つの整備が必要です。一つは、働き手の仕事を通じた自己成長、達成感、責任などの仕事のやりがいを感じてもらうことです。仕事のやりがいの不足は働き手が退職する原因になります。もう一つは、テレワーク、福利厚生、産休や育休などの仕事と生活を両立しやすい職場環境を整備することです。ワークライフバランスの観点からも働きやすさを重視した整備は重要であると考えます。この二つを行うことで、働く人が意欲を持ち能力を発揮できる働きがいのある企業になります。働き手の個々の事情や価値観に合った職場環境や雇用形態を整えることは働き手に満足感を与え、離職率の低下や企業の組織力の向上、生産性の向上につながります。
二つの整備の効果を十分にあげるためには、企業の風土や職場の雰囲気が良い方向に醸成されていることが重要です。それは企業理念の意識付けや基本的な人間関係、立場を越えた信頼関係や助け合い、相談しやすい雰囲気であると考えます。この風土や雰囲気を醸成させることは、企業の経営者や中核を担う者として大変重要な役割です。
そこで活力向上委員会では、働きがいのある職場づくりに向けた現状の課題を調査・研究します。さらに組織が目指すべき方向に成長していくための風土や雰囲気づくりに着目し、メンバーが働き手の意識に働きかける方法を学びます。また職場環境の整備について学ぶことでメンバーが主体となり所属の企業において、働きがいのある職場になるためのきっかけをつくり、組織力の向上や生産性の向上につなげます。そして地域の企業の活力向上を目指します。
本年度、木島理事長が掲げる「KEEP GROWING」のスローガンのもと、JCメンバーの成長の一助となれるよう精一杯努めてまいります。
一年間どうぞよろしくお願いいたします。
 

■目的

 
メンバーの所属する企業において働き手が意欲を持ち能力を発揮できる方法をメンバーが学び理解することで「働きがいのある職場」になるためのきっかけをつくる。
 

■基本方針

 
 
1.メンバーが所属する企業の現状の課題を調査研究し、働きがいのある職場を実現することの意義と必要性を共有する。
2.企業の風土や職場の雰囲気づくりに着目し、働き手の意識に働きかける方法を学ぶ機会を設ける。
3.働き方の多様化に対応する職場環境の整備について学ぶ機会を設ける。